別館で更新している小説「エトフォルテ防衛戦線ヒデ!」では、2022年から登場人物のイラストを、コミッションサービス『SKIMA』にてイラストレーターのかげつき様に製作していただきました。
小説の紹介はこれまでも当ブログでしてきましたが、今回イラストとともに改めて紹介します。
※このブログに掲載されているイラストの無断転載・加工を禁じます。
「エトフォルテ防衛戦線ヒデ!」
ヒーローの敵になる。己の魂を懸けて。
~あらすじ~
ヒーローと悪の組織による戦いが、毎週日曜日に繰り広げられる近くて遠い日本。日本はヒーローが権力を握り、国民がヒーローのために税金を払う国と化していた。
日曜日が大嫌いな元蕎麦屋の男ヒデは、新天地を探すためにやってきた宇宙船エトフォルテの住人ドラクローたちと出会う。
日本近海に不時着したエトフォルテ人は、日本のヒーローたちの戦いに巻き込まれてしまう。
過去の出来事からヒーローを嫌うヒデは、ドラクローたちを救うべく協力を申し出る。
秘めた才能を開花させ、全力で軍師を演じ死闘に身を投じるヒデ。
エトフォルテに集う新たな地球人。
さらに日本近海に転移した異世界の国も加わり、日本のヒーロー相手に戦いは激化していく……。
ヒーローがわがもの顔で絶大な権力を振るう日本で暮らす人々。
獣の特性を併せ持つ宇宙から来た獣人のエトフォルテ人。
ひょんなことから日本近海に転移してしまった異世界の人たち。
ヒーローだらけの日本で、みんなの力を合わせてヒーローに立ち向かう戦いが始まります。
今回の記事では、主人公をはじめとした6人を紹介します。
「僕も全力で力になります。ここでみんなと最後まで戦います」
主人公、真稔秀春(しんねん・ひではる)。通称ヒデ。
映画狂の親友に悪役(ダークヒーロー)を演じる才能を見出された、元蕎麦屋の男。蕎麦屋のTVで見たサスペンス劇場からミリタリーの知識まで総動員して、全力で軍師を演じ、エトフォルテを守る戦いに身を投じていく。身体的には、一般的な日本人。
「それでも俺は、俺たちは戦う。今いる仲間のためにも、死んでいった仲間のためにも」
宇宙船エトフォルテを守護する『十二兵団(じゅうにへいだん)』の戦闘担当『力の部』の新米団長、龍族の男性ドラクロー。愛称ドラさん。
強靭な拳から繰り出される『龍神拳』が、エトフォルテを襲う敵を打ち砕く。ヒーローバトルに巻き込まれたヒデともに、日本のヒーローに立ち向かっていく。
「一緒に頑張ろう。私たち十二兵団の仕事は、失敗を気にしていつまでも落ち込むことじゃないよ」
ドラクローの妹分で羊族の女性ムーコ。
ゆるふわで優しい、エトフォルテの生活を支える『心の部』の新米団長。ヒーローバトルで窮地に陥ったエトフォルテを守るために、ドラクロー、ヒデたちと共に戦う。ヒデの軍師服は彼女が作ったもの。
「オレには武器や防具でみんなを守る責任がある。本当に安全に使える装備かどうかは、自分で試して確かめる」
ドラクローの弟分で虎族の男性タイガ。
機械技術に長ける、エトフォルテの技術を支える『技の部』の新米団長。宇宙船の修理から武器開発まで担当するリーダーで、技術面でエトフォルテの仲間たちを支える。ちょっとお調子者。
「エトスと毒撃の合わせ技!!これが蛇族の奥義よ!!」
ドラクロー、ムーコ、タイガの幼馴染にして親友、蛇族の女性ジャンヌ。
『心の部』の団員にして、毒撃と槍術に長ける。地球不時着後のヒーローバトルで心を折られかけるも、ヒデやドラクローとともに立ち上がる。医療と戦闘を両立させる二刀流。
「だから、『魂』なんだよ。俺たち十二兵団が、確固たる魂を持たなくちゃ」
ドラクロー、ムーコ、タイガと同じ孤児院の出身で、彼らの先輩にあたる馬族の男性スレイ。
強靭な足腰から繰り出される蹴り技で戦う。確固たる『魂』を大切にする彼自身の魂が、ドラクローやヒデたちを導いていく。
今回のイラスト紹介はここまで(小説本編やイラストの拡大版はこちらの別館で)。
かげつき様の素敵なイラストと登場人物紹介は、次回に続きます。
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