今週のお題「大人になってから克服したもの」
小学生のころ、走るのは嫌いでした。
中学生のころ、学校のマラソン大会は3km。本当に走るのが嫌でした。
高校生のころ、マラソン大会はなんと10kmに。当時の嘘偽らざる感情はこれです。
「人間が走る距離じゃない!」
だから、ハーフマラソン・フルマラソンを走れる人は、本当に、別世界の人だと思っていました。
それから十数年が経過。
健康診断で太り過ぎを宣告された私は、本格的に運動せざるを得なくなりました。
ジムにはプールとランニングマシンがあった。なんとなく、音楽を聞きながら運動したかったのでランニングマシンを選択。ウォークマンを用意して、音楽を聞きながらひたすら走ってました。
ランニングを楽しむよりは、音楽聞きながら体重を落とす、という感覚でやってました。
走り始めて半年。
体重がそれなりに落ちたころ、ジムの人に言われました。
「三郎さん。ランニング大会出てみなよ。今なら5kmくらい走れると思うよ」
都市公園とかを走るランニングイベントの存在を、初めて知りました。で、走りに行きました。稲毛海浜公園で行われたランニングイベントを。
当時走り終わった時の嘘偽らざる感情はこれです。
「思ったより走れた!」
「まだ体力に余裕もある!」
「きっと、10kmは人間が走れる距離だ!」
「そして稲毛海浜公園、走っていて気持ちよかった!」
それからは小旅行も兼ね、10kmの大会をメインにエントリー。毎日の練習の成果を試しに、旅行もかねて大会に走りに行く。楽しむ余地をランニングに与えることで、苦手意識はほとんどなくなりました。
2018年に初めてハーフマラソンを完走。コロナ禍を経て2023年以降、ハーフマラソンを3回(仙台国際2回、波乗りハーフ1回)こなした私は、来年の1月、とうとうフルマラソンに挑戦します。すでにエントリーしました。フルの前12月に、30kmのランニングイベントにも参加予定です。
ちなみに、2月は昨年雨だった波乗りハーフマラソンにもリベンジしたいと思ってます。
子供のころあんなに苦手だったランニングを、ここまで続けられるとは思いませんでした。
苦手意識を克服した以上に、大切なものをランニングで手に入れたと思います。
これからも、きっと。頑張って走り続けます。