アニメ「境界戦機」の番外編「境界戦機 フロストフラワー」の主役機体、「メイレスビャクチ」のプラモデルを紹介します。
ガンダムマーカーや水性ホビーカラーで塗装後、プレミアムトップコート(つや消し)を吹き付けています。
さらに、雑誌ホビージャパン2022年10月号付録「境界戦機ウェポンセット HJ Ver.」を、一部塗装してビャクチに取り付けたものを紹介します。
西暦2061年、征服された日本を舞台に繰り広げられるアニメ「境界戦機」。
メイレスビャクチは、外伝の主人公「北条カイ」が大ユーラシア連邦から奪取した機体。ホビージャパンで連載された外伝「境界戦機フロストフラワー」では、アニメと同時期の北海道を舞台に、カイがビャクチを駆り繰り広げる死闘を描いています。
というわけで、ビャクチの前面、背面の写真。
たぶん、私が人生で初めてガンプラやGフレーム以外で組み立てたロボットの模型になると思います。
ドッシリとした体格と、作業機械的なデザインが、ガンダム系の機体に慣れ親しんだ身には新鮮で、非常に力強く感じます。
足回りの逆関節構造が独特で、ポーズをつけるのがちょっと大変でした。
武装は背面ウェポンラックに装着されています。
まずは、60mm携行機関砲(多弾倉型)。ラックの接続アームをぐるりと前面に回して、
外伝第一話でも印象的な機関砲発射シーンを再現してみました。
カイが操縦しているそばで、AI「ルー」がいろいろ話しかけてくるのが印象的です。
左腕に汎用携行盾を装備。製作者の好みで、肩と盾に装着できるシールが付属。
私は設定にならい「01」を貼りました。
背面ウェポンラックの左側には、四連装誘導弾携行発射機を装備しています。
模型に付属している武装は以上です。
ここからは、雑誌ホビージャパン2022年10月号付録「境界戦機ウェポンセット HJ Ver.」を塗装した武装を紹介します。
付録の武装は、後に「HG 1/72 境界戦機ウェポンセット5」として市販されています。
外伝の最終決戦における、増加装甲と追加武装(180mm背部懸架型自動擲弾砲、200mm戦闘杭射出機、超熱振式戦闘湾曲刀)を装備したビャクチを再現できます。
付録パーツでは、左手で60mm携行機関砲をつかむためのパーツも付属します。
増加装甲はそのままだとグレーだったので、コバルトブルーで塗装しました。
200mm戦闘杭射出機、通称パイルバンカーは杭を打ち出した状態を再現できます。
超熱振式戦闘湾曲刀を装備。足回りが独特で、なかなか力の入ったポーズをつけるのに苦労しました。
実際には起動中は刃の色が変わりますが……都合で刃は無塗装です。
劇中の最終決戦ではどんどん武器を切り離して、最後はもう少し軽装です。
既存のビャクチに付属している四連装誘導弾携行発射機を取り付け、パイルバンカーを右腕に。オリジナルの組み換えにしてみました。
その命は、北に咲く。
ビャクチの、そしてカイたちの戦いは終わらない。