ホビーとロングランブログ

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お題「周りにはあんまり好きな人がいなかったけど自分的にぐっさり刺さってた漫画(アニメ)」

お題「周りにはあんまり好きな人がいなかったけど自分的にぐっさり刺さってた漫画(アニメ)」

 

 周りに好きな人はいなかったけど、個人的にお気に入りで今でも心に残っている漫画は、「サイボーグクロちゃん」です。

サイボーグクロちゃん(作:横内なおき 講談社コミックスボンボン)
写真は第5巻「異世界サバイバル編」

 黒猫のクロちゃんが戦闘用サイボーグに改造され、仲間たちとハチャメチャな日々を繰り広げるバトル漫画。
 全11巻の単行本の中でも、お気に入りが第5巻の「異世界サバイバル編」。クロちゃんと仲間たちが機械と暴力が渦巻く砂漠の異世界に転移し、生き残りをかけて戦うのですが、クロちゃんがラストバトルを繰り広げるバイス(写真左の赤いロボ)が今でも印象的で忘れられません。

 

 ネタバレ防止のため詳細は伏せますが、バイスには結構センチメンタルな事情があり、読者はそれを作中で知ります。
 が、クロちゃんはバイスの事情を一切知ることがないまま、生き残りと元の世界への帰還をかけてバイスと本気で戦うことになるのです。

 

 クロちゃん「それよりオイラは、なぜおまえにケンカを売られてるのかわからねえんだよな」

 バイス「それは…キミもボクも…闘うために造られたからズラよ!」

 

 このセリフをやり取りした後、バイスはミサイルでクロちゃんを吹き飛ばし、さらにダメ押しの一撃を加えます。
 その後クロちゃんがバイスに繰り出す「ガアアア」「ボボン」の一連のアクションに、初見ですさまじい衝撃を受けました(ネタバレ防止のため、クロちゃんがバイスに何をしたかは伏せます)。クロちゃんの、本気で生き残るために戦う覚悟が伝わってきて。
 

 いろんなバトル漫画を読んできましたが、「サイボーグクロちゃん」のこのバトルは個人的に人生のベスト10に入るほど好きです。
 これ以外にも第1巻「地獄のハイウェイ!」と、第11巻でまるまる描かれる正真正銘のラストバトルも熱かった……。大好きです、「サイボーグクロちゃん」。