今週のお題「大人になってから克服したもの」
小学生のころ、走るのは嫌いでした。
中学生のころ、学校のマラソン大会は3km。本当に走るのが嫌でした。
高校生のころ、マラソン大会はなんと10kmに。当時の嘘偽らざる感情はこれです。
「人間が走る距離じゃない!」
だから、ハーフマラソン・フルマラソンを走れる人は、本当に、別世界の人だと思っていました。
今週のお題「好きな小説」
「燃えよ剣」(作:司馬遼太郎)は、何度も繰り返し読んだ強烈な小説です。
初めて読んだのは、大河ドラマで「新選組!」がやっていたころでしょうか。
土方歳三の人生を描いた小説で、敵を斬った瞬間出てくる一言がこれ。
「斬れる」
これには、初見ですさまじい格好良さを覚えました。
その後幕末や武道(剣術)を取り扱った雑誌を本屋で見かけるたびに、衝動的に買いまくってしまいました。
時代小説だと以前紹介した「剣客商売」(作:池波正太郎)も好きですが、「燃えよ剣」は武士として戦い続けることを望む土方歳三の姿が熱く、「剣客商売」とはまた違った魅力がありました。
幕末や新選組に興味がある方に、ぜひお勧めです。
最後に紹介するのは、株式会社エフトイズが2016年に発売した食玩「名刀百華」から、土方歳三の愛刀「和泉守兼定」の写真です。
1/12サイズで、figmaなどに持たせて遊べるようになっていました。
これを買えた時の感動は、この言葉でしか言い表せません。
「斬れる」
暑い夏の日に、仕事の忙しさやその他もろもろの事情で心がささくれだった時、私はMr.Childrenの「HANABI」を良く聴きます。
15年くらい前の夏、身の回りがせわしなく、忙しく、いろいろ大変な時期がありました。そんな夏の日に、ラジオから流れてきた「HANABI」に、私はずいぶん心を慰められました。
「決して捕まえることのできない 花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回 もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい」
(Mr.Children「HANABI」から抜粋)
何度も繰り返される「もう一回」と、この後の歌詞
「誰も皆 悲しみを抱いている
だけど素敵な明日を願っている」
が、夏の日の私の苦労に寄り添ってくれました。
「HANABI」(=花火)という曲名もあり、夏の疲れた日におすすめの一曲だと思います。
今週のお題「夏野菜」
夏になると、我が家では「オクラ」を食べる機会が増えます。
茹でたオクラを刻んで、鰹節と醤油をかけて白いご飯に乗せて、一気に食べる!
オクラ独特のツルリ・ヌルリ感がご飯に絡んでいい感じです。刻んだオクラは素麺の薬味にもよいですね。ツルリ・ヌルリ感をまとった麺ののど越しが、のどや食道の粘膜を癒してくれそうな気がして、食べただけで健康になるような気がします。
ちなみに、「オクラ」って英語なんですよね。
某不動産会社のCMで知った、という人、結構多いのではないでしょうか。私もCMで初めて知りました。
何はともあれ、私の夏野菜のおすすめはオクラ!
これからも食べていきます。
「そう、世界ってのは、自分の狭い頭ン中で終わってるワケじゃない。」
(サガ・フロンティア リマスターから)
私がゲームで学んだことは、「サガ・フロンティア リマスター」に登場するこの言葉がすべてを物語っています。
リマスターで追加された新主人公「ヒューズ」のとあるシナリオをクリアすると、哀愁と労いに満ちたエンディングテーマ「Twilight Scene」とともに、この台詞を聞くことができます。
いろんなゲームが、いろんな世界を私に見せてくれました。
ゲームのストーリーが、BGMが、キャラクターのアクションが驚きや喜びを、時には諦めや絶望を。
さすがに昔ほどゲームを頻繁に遊ぶことはできなくなり、今は家で電動バイクを漕ぐとき、ペダル踏みつつ30分程度遊んでいます。
「サガ・フロンティア リマスター」も相当回数クリアしました。各主人公のオリジナルシナリオはもちろん、「Twilight Scene」が流れるヒューズ編の新シナリオも面白かったです。
間違いなく、自分の中の世界が広がったと思います。
無理のない範囲で、いろいろなゲームを今後も遊んでみたい。
自分の中の世界を広げられるように、電動バイクのペダルを踏みながら、楽しく。
昨年5月に始めた「ホビーとロングランブログ」は、今月で1年を迎えました。
まだ先日の仙台国際ハーフマラソンの余韻も残っているので、今回は「どんな時聴いても良い歌」というお題で、
「普段、そしてランニングするときに聞くお気に入りの歌」
を紹介します。
私はこのアルバムに収録されている「ロングラン」という歌が好きです。
「北海道マラソン2017」のオフィシャルソングで、ランニングの時だけでなく普段聴いても勇気をもらえる歌です。
誰もが一人きり 迷いの鎖に繋がれて
進むことも叫ぶこともできないから
いつの日もどんな時も笑顔を忘れずに
終わらぬ日常のレースに挑むんだ
(GLAY「ロングラン」から抜粋)
この歌を初めて聞いた翌年、私は仙台で人生初のハーフマラソンを走りました。
当時、私はいろんな事情で精神的に疲弊していたのですが、仙台で走ったら
「自分はハーフマラソンを生まれて初めて走った!走れたんだ!」
と、日常の頑張りにはずみがつきました。
この歌の影響は大きかった。のちに自分のサイトを改装するときサイト名に「ロングラン」とつけたのは、なが~くホビーを楽しみたい、走っていきたいと思ったとき、この歌が頭に浮かんだからです。
もちろん、今でも聴いてます。「ロングラン」の曲名どおり、好きなことを末永く楽しみ、頑張れる自分でありたい。