今週のお題「ゾッとした話」
「ゾッとした話」=「怖い話」=「ホラー映画」と連想し、ホラー映画の小ネタを一つ。
ホラー映画「13日の金曜日」と言えばホッケーマスクの不死身の怪物ジェイソン。
ジェイソンと言えばチェーンソー!!
……と、ホラー映画を見ない方は連想されると思いますが、実はジェイソンはチェーンソーを使っていない。
チェーンソーを使ったのは「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス。
まあ、知ったところであまり生活の役には立たないネタなのですが……。
ここだけの話、私は〇〇年前ホラー映画に相当凝っていた時期があり、「13日の金曜日」「悪魔のいけにえ」などをレンタル店で借り頻繁に見ていた時期がありました。
だから、「13日~」と「悪魔の~」のDVDを見て、ホラー映画関連書籍を読むまで、「ジェイソンと言えばチェーンソー」と、私自身が本気で思い込んでいたのです。
いやはや。ゾッとする勘違いでした。ホラー映画だけに。
ちなみに、日本の某有名RPGの攻略本には、劇中で登場する武器「チェーンソー」の解説欄に
「13日の金曜日でジェイソンが使っていた……」
の記述がある。
さらに、極寒の大地での滞在記録をまとめた某書には、雪のブロックをチェーンソーで切断していくという場面で
「『13日の金曜日』みたいにチェーンソーのエンジンをフル稼働させないと、エンジンが凍ってしまい困った」
という記述が!!
「なぜー!?俺がチェーンソー使ってたのにー!!」
と、レザーフェイスもびっくりしたことでしょう。
私は子供のころ某RPGの攻略本とソフトをセットで買ったので、これも誤解に影響したと思います。
こうした誤解は、ホラー映画に詳しくない人の大半に、「ジェイソン=チェーンソー」という思考がインプットされてしまっているからですね。
よくよく考えるとゾッとする話です。
例えば仕事場や友達と電話で日程調整するとき。
「では、13日の金曜日はいかがでしょう?」
と言う場面が、1年に一度は存在するわけで。
口にした瞬間、ほとんどの人の脳裏に『ホッケーマスク』と『チェーンソー』がよぎるのでは?
実際、私の身近にいました。
「13日の金曜日に、って約束しちゃった。ジェイソンがチェーンソー持って来ちゃうよ~」
という人が。
13日の金曜日にジェイソンとチェーンソーを連想する人が多すぎて、レザーフェイスも
「誤解するなよおおおお!!」
と、どこかでチェーンソーを振り回し絶叫していることでしょう。
なにかと誤解されがちなジェイソンとレザーフェイスですが、海外の某格闘ゲームでは共演を果たし、バイオレンスな格闘バトルを繰り広げているとか(私は未プレイ)。
これもこれでゾッとする話ですね。
なお、2023年はこの先、10月13日が金曜日。
ジェイソンとレザーフェイスを混同しないようにしましょう。